Emacsで何がしたいかというと、自分が開発する言語を編集するための環境にしたいとか色々ありますが、いろいろ取り沙汰されるように、代替はたくさんあって、そのどれもが一長一短あるんじゃないでしょうか。
特にEmacsは"Rules of thumb"を自称するだけあって、一歩抜きん出る環境ではないんでしょうね
しかしGNU総本山のアプリだけあって、GNUアプリを開発するために、最適であろうと努力している環境なのではないでしょうか
普段Emacs使いしている人はあまり言及しないediffやemergeなどのコマンドや、以下でちょっと触れるvcも、GNUソフトを開発するために開発されたんじゃないか知らん?
僕がEmacs(またはLinux)を使う理由の1つは、OSSのアドバンテージ、すなわち公開されたソースをためすがめつして、自己を高めたい、という理由が大きいです
そんな願いを叶えてくれるアプリがEmacsであればいーなー、と思ってます

(追記)htmlを記述し終えて改めて思いますが、自分はWEBオーサリング能力がないなー

  1. emacs起動!
  2. コマンドシェルから、emacs -Q でemacsを起動します

  3. 遊ぶ準備
    1. 遊ぶための一時ディレクトリーをEmacsから作成します
    2. M-x mkdir ~/___1 を入力する

    3. 遊ぶためのディレクトリーに移動します
    4. M-x cd ~/___1 を入力する

  4. 遊ぶ対象をcloneする
  5. 初めて遊ぶので、対象はそれなりに簡単そうなGNU helloにします。
    hello - GNU greeting package - Git Repositories [Savannah]を参考にします。

    それでは、リポジトリーからクローンしてみましょう。
    これはvc-modeではできないので、コマンドをM-!から入力します。

    M-! git clone git://git.savannah.gnu.org/hello.git を入力する(終了までしばらく時間がかかります)

  6. diredでどんなファイルがcloneされたか見てみます
  7. M-x find-dired ~/___1/hello/ を入力する(Run find (with args): では単にRETを入力)。
    diredでhello配下を一覧

  8. お目当てのファイルを開きます
  9. どーせ『Hello World』プログラムなのでソースなんてたくさんあるわけありません
    案の定、src/配下にはhello.cしかないので、diredバッファーでそれを選択して開きます(マウスでクリックするか、カーソルを合わせてRET) hello.cをvisitする
    色つきで綺麗ですね、素晴らしい。

  10. どんなリビジョンがあるのかな
  11. さて、現在のバージョンはモードラインのGit-masterからmasterかなあ、と推測でき、
    ソースはこんな感じなんですが、どのように改変されてきたのか、それを知りたいです
    それにはまずどんなリビジョンがあるのか知りたいです
    gitのコマンドで解るのかもしれませんが、ここではコマンドをエアで叩いてみます C-x v ~ TAB を入力すると、別ウィンドウにリビジョンが提案されます(これはvc-revision-other-windowというコマンドです。確認したらC-gで閉じれます)
    選べるリビジョンは何
    v2.なんちゃらは何となく解りますが、他は何だか解りませんね

  12. 注釈つきでファイルの更新履歴を概観する
  13. ソースがどのように改変されてきたのか概観するために注釈という機能があります
    元の名前は『annotate』で、和訳して『注釈』になっちゃったんですが、英文でも和文でもよく解りませんな
    論より証拠、やってみましょう
    C-x v g を入力する(これはvc-annotateというコマンドです)
    注釈付きその1

    1番左のhello.cバッファーがなんかジャマなので、C-x 0で消してみたらこんなんなりました
    注釈付きその2
    色つきで綺麗ですね、素晴らしい

  14. 注釈を元に弄ってみましょう
  15. annotateバッファーの各列が何を意味するかのドキュメントは見つからなかったですが
    左列がリビジョン(あれー、さっき確認した人間が読みやすい形式のリビジョンはありませんな)で、 次がコミッター、コミット日時、行数のリスト、ではないかと、、、
    んで、色つきのソースはコミット時と見比べると青くなればなるほど古く、赤くなればなるほど新しいようですね
    ソース1行目のコメント行は青色で一番古いリビジョンのようなので、それを見てみましょう
    1行目にカーソルを合わせて、f と入力すると、そのリビジョンが別バッファーで表示されます(これはvc-annotate-find-revision-at-lineというコマンドです)
    注釈行のリビジョンを見る
    「ほう、最初はこんな感じのソースだったのか、どれどれその先どのような変更がされていったのかな?」みたいなことを、もっと複雑で著名なアプリにたいして行なう、はかーになりたいんですよ